静かに開けると七瀬くんと1人の女子がいた。



そして、なぜか……キスをしていた。



「……っ⁉︎ 」



顔が熱い。



そして私たちの間に気まずい空気が流れる。



「…お礼は放課後にするか。」



日野くんは静かに扉を閉めて私の手を引いて歩く。



そしてなぜか空き教室へと連れて行かれる。




「あの、なんで空き教室……」



私がそう聞くと日野くんは私の顎をクイッと持ち上げた。