そして… 「んっ…!」 私の唇を奪ってきたのだ。 「きゃーっ!!!」 頭が混乱して女子の悲鳴も遠くに聞こえる。 一瞬だけの触れるだけのキス。 私はそれがひどく長いものに感じた。 「なん、で……」 離された唇を離して性悪男から距離を取る。 「っ、最低っ!」 私は教室から飛び出す。 最悪最悪最悪!なんであんなやつにキスなんてされなきゃいけないの?ファーストキスだったのに。 気づいたら屋上についていて、私は腰を下ろす。