「あ、そうそう!レウ、今度僕と出かけないかい?」 「今度はなんですか、唐突ですね……」 とりあえず、リイチ先生を引っぺがした。 「良いじゃないか、両想い記念って事で♪」 「はぁ。どこへ行くんですか?」 「そうだねぇ……もうそろそろ暑くなってくるし、海はどう?」 海か。そろそろ梅雨が終わる頃だ。泳ぐ事は出来ないかもしれないけど、砂浜を散歩するのは出来るかも。 「……悪くない、ですね」 「だろ?行こ行こ!」