「いや…十分だ…
その教科書…神崎の担任が間違えて
三年の教科書を持ってきているんだ…
でも…それを神崎は…
神崎…凄いな!」

と言ってニッコリ笑うと…
頭をポンポン撫でれた…

「ッ…」

微かに顔が暑くなり…
顔を伏せて先生から離れようとしたとき…