「お待たせ!
どうや?桜…可愛いやろ~!」

腕を引っ張られて…
前に出された…

「可愛いやん!
なぁ!龍騎?」

先生は…ちらっと見て…
なにも言わずに
パラソルの所に行ってしまった…

「り…龍騎!
きっと…照れてるんや!」
「そ…そやで!
桜を前に…照れてるんや!」

二人はアワアワと
ホローするが…

今の私にはどうでも良かった…

「ありがとう!
じゃあ!海にいこっか~!」

私は笑って海に走り出した…
そんな私を見てキョトン…
としてた…静は…

少し遅れて
追いかけて来た…