「良いよ!
取り合えず、この問題の…
解き方ね?!」


と、細かく教えて
だんだん解けてくる静…


「分かった~!」

と…背伸びをして叫ぶ静に

「よく解けてるな~!
これなら…学年五十位は入れるな」


とテーブルに昼御飯を並べる先生に
私は立ち上がり、手伝った…


「ごめんなさい…
お手伝いできなくて…」
「いや…大丈夫だ…
静の勉強を見てくれるだけで…
あいつ…中学の頃からテスト期間になると…何時も…此処で勉強をしてるからな」