「────‥‥…、……ちゃん…っ」 眩しい光。 身体中の痛み 首が動かない 見えるのは、 白い天井と、 無傷のタク 「杏っ………!!」 まだはっきりしない意識のなか、 あたしの左手に指輪がはまっているのには気がついた タクが 左手を握りしめてくれてたから