病室には、昨日と同じ格好のタクが眠っていた 道の途中まで タクは横についてきていた でも、気づいたら居なくなってた 「先ほど、少し危険な状態で…たった今、良くなったんですよ。」 やっぱりタクは、生き霊なの? ここから抜け出して、あたしに会いに来たの? 「タク、おはよう」 頬に触れた 温かくて、涙が出た 生きてるよ、タク はやく目を覚まして