ねえ好きって言って 【完】

なんで俺に…
しかも高鳥なんか望と
同じ匂いがするな。




とりあえず住所の紙を
貰っておいた。




心配してないと言った割に
少し心配していた。




それから1日はあっという間に終わり
帰り支度をしていると
隣のクラスがやけに騒がしかった。




うっせーな。




気になったが面倒だったため
そのまま帰ろうとすると
その騒ぎの主がやってきたのだった。




「恵恋ー!いるっ?!」




あれ、この声どこかで…




声の主へ振り返ると
そこには見覚えのある顔があった。