ねえ好きって言って 【完】

お祭り会場は既に沢山の人で
賑やかになっていた。
外もいい感じに薄暗くなってきた。




まだかなぁ~
もうそろそろ来るよね。




時計を見ながら待っていると
私は目をまん丸にした。




「…零太くん?」




な、なんでここに零太くんがいるの?!




「なんで恵恋が…」




零太くんも驚いた表情だった。




すると私と零太くんの
携帯が同時に鳴った。




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急に用事できて行けなくなっちゃった!
ごめんね!
その代わりにそこにもう一人暇人いるから
その人とお祭り一緒に回ってね♪
じゃーねー♪
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と、いう内容だった。


いやいやいや!綾乃ちゃん?!
暇人って?!どういうこと?!