「俺っ恵恋が好き」





「……えっ?!」




ど、ど、どーゆーこと?!
私が好き?!えぇ?!




突然の告白に私の頭の中は
大混乱してしまっていた。




そして凪くんの抱きしめる力が
強くなった。




「恵恋が好きなんだ!」




「ちょっ、ちょっと待って凪くん」




私は凪くんの胸を押し返した。




ハァハァと乱れる呼吸を
深呼吸して落ち着かせる。




「ほ、本当に?」

「うん」