そこまで言い切って これで少しは嫌われるだろうと思った。 普通なら心配してくれたり 申し訳ない気持ちを押し出す子の方が 好まれるだろうと考えたからだ。 『やっぱり・・・。』 「なんですか? 可愛げないでしょう。 やっぱり私とは関わらない方が いいと思いますよ。」 『やっぱり、良くできたペットだな。』 「はい?」 『いや。こっちの話。 それより・・・ 急がないと遅刻なんじゃない? 電車間に合うかな?』 「あぁぁぁぁ!!!! ヤバい! は、走れぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」