「ここまで、して頂いて・・・。
ほんと、すみません。」
先輩は優しく私を
部屋のベッドに寝かしてくれる。
「なんだ。素直なことも
言えるんじゃん。」
「だって・・・
さすがに申し訳ないです。」
「ふふふっ。」
「なんで笑うんですか。」
「ひなた、可愛いよ。」
「はい!?
・・・先輩、人気者なんだし
私じゃなくても
たくさん選べたでしょう。
キスしたり、可愛いって言ったり
意味わからないです。
どうして私なんですか。」
「んー。気に入ったから。
いいペットになりそうだと思って。」
「ぺ・・・ペットって。」

