その後の授業は集中したくても なぜだか集中できない。 宮代先輩のことが気になって気になって 仕方がない。 「黒辻?」 「ああ、石崎・・。」 「お、お前・・・!? 俺の名前覚えたの!?」 「うん。だって幼馴染じゃん。」 「・・・お前なんか変だぞ。 保健室行ってこい。」 「だ、大丈夫。」 「いや。俺が連れてく。」 そう言われて 私は保健室に連れていかれたのだった。