オタク女子の王子様はスマホの中から飛び出した!?①






-----1時間目。古典。


「ふわぁぁぁ・・・。」


眠い。

私は窓側の1番後ろの席。

寝るにはもってこいだ。


「黒辻・・・。

 おい。寝るな。

 起きなさい。」


ついてない・・・。

古典の男の教師が

腕をつつきながら起こしてくる・・・。

仕方がない。真面目に受けよう。