「目、そらさないで。」
「だ、だから、囁くの
やめてください。」
「目、見てくれたら
離れてやってもいい。」
「・・・3秒だけなら。」
「いいよ。3秒。」
「じゃ、じゃぁ・・・」
先輩の方をチラリと見て・・・
「1・・・2・・・んっっ。
・・・/////////。
なっ、何するんですかっ!」
「三秒も見つめられたら
キスしてもいいのかなって
思って。」
「どんな理論ですか!
だ、誰もそんなこと
していいなんて言ってません!」
「・・・ひなたが可愛いから悪い。」
「・・・え?」
「何でもない。
んで?その紙の束、
何なわけ?」
「あ、あぁ。
これ、今日数学の時間に関係ないこと
考えてて、バレちゃって。
それの罰として
書類整理的なの、させられてるんです。
先に起こして先輩には
帰ってもらうべきだったんですけど
あまりに気持ちよさそうに
眠ってたので起こしちゃ
悪いかと・・・。
ぁ、なんで もう
帰ってもらって大丈夫ですから。」

