オタク女子の王子様はスマホの中から飛び出した!?①






放課後の誰もいない

ひんやりとした静かな教室。

嫌いじゃない。


「さて・・・

 さっさと終わらせよっと。」


そう 呟いて

自分の席に座ろうとした時

スーッスーッと響く寝息が聞こえた。