オタク女子の王子様はスマホの中から飛び出した!?①






「教室まで

 これ運べるか?」


先生が数百枚のプリントを渡してくる。


「下校時刻までに終わりそうになければ

 仕方がないから

 もってきなさい。」


「わかりました。」


「じゃ、自分の教室で

 できるかい?」


「はい。」


私は重たいプリントを抱えて

職員室を後にした。