校舎が夕陽色に染まって、グラウンドが活気づく。 そんな青春の1ページが、わたしにとっては闘いであることを、すっかり忘れていました。 「逃がさないよ、ことりちゃーんっ!」 「ひぇええ、許してくださいぃいっ!」 アフタースクール。 それは部活勧誘という名の戦争。 カバンを抱え、階段を駆け降りています, が、何しろ今日のお相手は女子陸上部の仁科さん。 体力も限界で、昇降口まで逃げ切れる気がしません。 松風ことり、もはやこれまで……!?