ルビーの瞳と朱の霧






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~・~・~・~・~・~・~・~・~・~更に15分後・~・~・~・~・~・~・~・~・~・


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お母さん疑ってごめん…。ホントに15分でついたよ…。


「もう、萌絵の方向音痴は見てて飽きないわよ。
……なんかきゃーきゃー五月蝿くない??」

うん。あ、なんか人だかりがあるよ??

「……っ!!…雪条 海威 ‐setsujou kai‐ !!?」


せつじょう、かい??あす姉、それ、誰??


「萌絵、知らないの!?中学は私達と同じじゃあなかったけれど、
とっても有名よ!!勉強も運動も出来る上にイケメンで優しい王子!!
これで女子が食いつかないわけないわよ!!わかる??」


え、あ、ハイ…。
ちょっとわかりづらいけどたぶん、



「人気者さんって感じかな??」


「それ所じゃないわ。アイドルよ。アイドル!!
ファンクラブだってあるのよ??えっと……ほら!」