私の行動は、彼にとって迷惑な行為だ。ウザいと思われても仕方ない。
片思いが言い訳になるわけもない。
だけど、何も行動を起こせないまま、受け身でい続けることを悔いてるだけの自分とは、決別したいんだ。
彼が忍ばせている涙をわかち合える人になりたい。
私だって会長と一緒。
彼には、幸せになってほしいから。
彼の本当の笑顔が、見たいから。
あ、でも、結局会長の忠告を守れなかったな。
ごめんなさい、会長。
この気持ちだけは、消すことなんてできないよ。
諦めるのは簡単だけど、この気持ちと歩んでいくのは難しい。
「好き」という気持ちを止める術を知らない。
凪雲先輩を見る度に、溢れていくばかりで。
だから、会長。
許さなくてもいいから、好きでいさせてください。



