君待ち人











「――おい、起きろ。三吉、起きろよ」



「ん……」



誰かに起こされて、夢から覚めた。


ほんの数ミリ瞼を上げると、太陽の光を一気に注がれた。眩しくて、反射的にギュッと目を瞑る。




「やっと起きたか」



「……あれ、白河くん……?」





光に慣れて目を開けると、私の目の前には白河くんがいた。


どうして白河くんがいるんだろう。



私は小さく欠伸をして、空高く両腕を突き出し、伸びをする。





「もうすぐ授業、始まるぞ」


「えっ!?嘘!」


「ホント」



白河くんは呆れた様子で、そう教えてくれた。



私、どれだけ寝てたんだ……。


ていうか、白河くんに寝顔見られたよね!は、恥ずかしい……。