あたしは飴を舐めながら、ふと思った。
「尚陽くんって、どうして一人暮らししてるの?」
「え?」
尚陽くんが きょとんとした顔で見てくる。
「ん~…別に意味は無いんだけどね…一人暮らしっていう響きがカッコいいからかな?」
響き!?
「そっ…そうなの…。でも、こんな広いマンションで一人暮らしって…寂しくないの?」
「えー?まぁ寂しい時もあるよ?でも友達も居るし…お姉ちゃんも暇なときは来てくれるし。
それに、美奈ちゃんも居るしね?」
「えっ…」
そ…そんな不意打ちで…
またドキドキが加速してくる。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…