尚陽くんの家は、本屋さんから3分くらいのところにあった。





「わあ…おっきいマンションだねぇ…」




こんな綺麗なマンションに一人暮らしなんて…スゴいよ…




「全部で何階まであるの?」



「17階建てだよ。オレは2階だけどね。高所恐怖症だからさ~。」




あ…高所恐怖症なんだ…






あたしは尚陽くんの後ろに着いていく。





ホントにピカピカだし綺麗だしオシャレなマンションだなぁ…





尚陽くんに着いていくと、『沖村』と書いた表札が見えてきた。





ここが尚陽くんの家…





あたしは今から尚陽くんの家に入ります!!



キャー!!



ドキドキするっ!