その後、終業式が終わって、あたしは重い足を引きずりながら駅へと向かった。
駅のホームで、ケータイを いじりながら電車を待っていると…
♪~♪~♪~♪
「? メール?」
来たメールは、
先輩からだった。
《美奈、オレ達もう別れたからアドレスとか番号とか消しといて。 もう終わったんだから思い出したら いけねぇだろ?》
「先輩……」
そっか……
別れるって
こういうことなんだ…
「もう…好きじゃいけないんだ…」
あたしは溢れてきそうな涙を必死で堪えて、先輩のアドレスや番号…今まで保護までしてたメールを全て消した。
やっぱり…
こういうの辛いな…