すると、肩に尚陽くんの体重がかかった。





すぐ横に尚陽くんの顔が…




「尚陽くん…?」




あれ?返答なし?






もしかして…







あたしは尚陽くんの口元に耳を当てた。




…やっぱり…






コイツ寝てる…







一気に気が抜けたあたしは、寝ている尚陽くんを力ずくでイスに腰かけさせた。



それでも尚陽くんはまだ眠ってる。





よっぽど眠かったんだろうなぁ…





あたしも尚陽くんの横に腰かけた。






スースーと寝息を立てて眠る尚陽くん。




寝顔、可愛いなぁ…




そっと尚陽くんの頭を撫でた。





これで、もう仲直りだね。






微笑んで、尚陽くんの頬にそっと唇を落とした。