「もちろん、憎まれることを承知でやったわ。そういう覚悟がないと、結衣に虫がついてくるからね。」


「なんでそんな呪いを………ッツ!」


私が喋っている途中、足に鈍い痛みを感じた。


「あぁ、そういえば振り向いちゃったもんね、あのとき。」