いじめてしまった事、それをなかった事にした事などに罪の意識を感じた二人は何となく流れで男の子を育てる事にしました。
特にする事もなくヒマだったのです。
二人は男の子に柿から産まれた『柿太郎』と名付け、まあそれなりに育てました。
柿太郎は誰もが気味悪がる程スクスク育ち、あっという間に青年へと成長しました。
ある日の事です。学校へ行くでもなく、友達もつくらずただ家でダラダラとニートをしていた柿太郎は何の前置きもなく唐突に言いました。
「おじいさん、おばあさん。俺ちょっと鬼退治に行ってくるわ」
二人は驚いて止めました。
「何を言い出すんじゃ柿太郎。そりゃワシならシヴァもソロプレイで狩れる位のレベルじゃがお前は弱々じゃん」
「そうですよ柿太郎。あなたは今までゴロゴロしていただけでロクに装備も揃えてないじゃん」
「いや~何か俺イケる気ィするんだよね~。根拠ないけど。あ、装備はおじいさんのをテキトーに貸してよ」
白熱した議論は夜中まで続きましたが、ついにはおじいさんとおばあさんが折れました。議論を続けるのが面倒くさくなったのです。
「分かった。柿太郎がそこまで言うならば最早止めまい。行ってくるがいい」
おじいさんは鼻をほじりながら言いました。
「無事に帰って来てね」
おばあさんは尻を掻きながら言いました。
こうして柿太郎は鬼退治へと行く事になりました。
特にする事もなくヒマだったのです。
二人は男の子に柿から産まれた『柿太郎』と名付け、まあそれなりに育てました。
柿太郎は誰もが気味悪がる程スクスク育ち、あっという間に青年へと成長しました。
ある日の事です。学校へ行くでもなく、友達もつくらずただ家でダラダラとニートをしていた柿太郎は何の前置きもなく唐突に言いました。
「おじいさん、おばあさん。俺ちょっと鬼退治に行ってくるわ」
二人は驚いて止めました。
「何を言い出すんじゃ柿太郎。そりゃワシならシヴァもソロプレイで狩れる位のレベルじゃがお前は弱々じゃん」
「そうですよ柿太郎。あなたは今までゴロゴロしていただけでロクに装備も揃えてないじゃん」
「いや~何か俺イケる気ィするんだよね~。根拠ないけど。あ、装備はおじいさんのをテキトーに貸してよ」
白熱した議論は夜中まで続きましたが、ついにはおじいさんとおばあさんが折れました。議論を続けるのが面倒くさくなったのです。
「分かった。柿太郎がそこまで言うならば最早止めまい。行ってくるがいい」
おじいさんは鼻をほじりながら言いました。
「無事に帰って来てね」
おばあさんは尻を掻きながら言いました。
こうして柿太郎は鬼退治へと行く事になりました。



