無言のまま歩く二人
神埼くんのぬくもりが手から届く
これ以上は望まない







「じゃあね」
とあの橋で言われた
私はこの前は右にいったけど本当は真っ直ぐだ。

「うん…」
どうしよう…

するときた道を戻り始める神埼くん

なんで?家に帰らないの?
「…神埼くん?」


「気をつけて帰るんだよ!」

とだけいって見えなくなった