「…うん、…ね」 「あ、ごめんね!つまんなかった?本好きな子って月葉ちゃんしかいないからさ」 と笑う 私は首を振った 「そっか!よかった!あのね」 と話し出す雄二は何か嬉しそうで楽しそうだった 私も罪を犯してなきゃ今頃雄二くんと笑いあって花崗さんについて話してたのかな。 そう思うと苦しくなった 「どうしたの?」 不思議そうに聞く 私はまた首を振っる 「あ!これ貸そっか?」 「……いい」 「そっか、…もしこれ読んだらまた話そうね!」 「うん、」