放課後家に帰って 本をすぐ開いた 悲しい月の葉 花崗 長野に雪が降る頃 彼女に出会った 白い肌に赤い口…黒いかみにまるでどこかのお姫様のような愛らしい容姿だった だから全く知らない彼女に声をかけてしまった こんなおじいさん相手にしてくれない とおもったけど にっこり笑って「寒いですね」 と言ってくれた 笑う彼女はやっぱり美しかった その日彼女は霧に消えてしまったがまた会える気がして家に戻った