誘惑の毒林檎







怜香ちゃんは強いな…
私も強くなりたい…

けどまだあの日から立ち止まったまま





私は弱い…






教室に戻ると雄二くんがきた
「みた!?」

きっと花崗さんの話だ
ほんと雄二くんは花崗さんが好きだな

「みたよ」

「どうだった?」
とキラキラした目で聞いてきた

「…感動した…死んでしまう間近まで゛葉月 ゛を思っていてくれてるとことか…」


「わかるよ!本来なら無理だよね!」


雄二くんって本の話してるとき凄い言葉遣いが丁寧だな
と思った



「おはよ、東田さん」

「…おはよう…神埼くん…」


「今日月葉ちゃんよく話すね!それって心許してくれてるって事だよね?」

と雄二くんがにこにこしながら聞いた



「…う…んと…」

「東田さんはやっぱりツンデレだね」

「ちが…」

「ツンデレなのかー!」
茶化す二人




今わらったらきっと楽しいんだろうね
けどそんな勇気…私には…ない