「まったく、だから、あんなおとこはやめておけといっていたものを。」
「…だって…」

ほら、なくでないわ、と劉は頭を撫でる。

「…ふぇええぇ」
「いちずなものよな、かすかは。」
「だって…だってぇえ……!」

先輩は、助けてくれたから。
私を、死にたいと思っていた私を、助けてくれたから。

「…たすけて、くれた、から」
「うむ、よいよい、そこもかすかのいいところよ。」

きにするない、と劉は笑う。
劉かわいい…。

「玉砕でもしてしまいたい…。」
「…なれば、さっさとこくはくしやれ。」
「できたら苦労はしないなぁ…!!」

劉は?を浮かべて頭をかしげた。
何だこのかわいい生物。

あーもう。

「…劉のおかげで元気でた。ありがとね。」
「よいよい、なんでもやつがれはきく。」