そんな顔で、膝丸めたって、小学生にしか見えねえよ。
「もう!笑い事じゃないのに!最悪!言うんじゃなかった!!」
「あははっ。ごめんって渚」
「知るか!触んな!ハゲろ!!!」
渚の腕を掴んで、自分の腕の中にすっぽりとおさめるとさっき笑ったのが未だに気に喰わないのか俺の腕の中でじたばたと暴れる。
「離せよー!さっきの続き見るんだ!」
「見させるかよばーか」
「ばかとはなんだばかとは!!」
渚が振り向いたそのスキを狙って、軽く触れるだけのキスをした。
「……」
「さっき笑ったのは謝るから。怒んなって」
よしよし、と頭を撫でれば素直に俺の胸元にもたれかかる渚。
もー、ほんとこういうとこが可愛いんだよ。素直じゃないっていうか。

