「総長がお前に龍神のことを言わなかったのは、巻き込みたくねぇからだよ。顔は見せてくれなかったけど、お前の話は飽きるほど聞いてた」 「嘘でしょ…」 「本当だよ。すっごく幸せそうに莉帆のこと話してた」 恭弥も懐かしむようにそう言う。 「それに、一度だけ聞いたことあるんだ」 「…なにを?」