病院に着くと、莉帆はすぐに手術室に運ばれた。 恭弥たちも到着し、みんなで手術が終わるのを待つ。 何時間経っただろう。 赤いランプが消え、姉貴が出てきた。 「本当に危ない状況だったわ。でも命に別状はないわよ。でも…」 「でも…?」 「意識はいつ戻るかわからない」 ―豪毅side end―