―笑華 side― 私は、莉帆が出ていくのをぼーっと見つめていた。 はっ! やばい! 一人にしちゃいけなかったのに! 思わず、涙が出てくる。 ケータイを取り出し、いそいで優に電話を入れる。 『もっしもー「優!ごめんっ!莉帆が、一人で出てっちゃったっ!」 優の言葉を遮って泣き叫ぶ。