「初めまして。莉帆ちゃんの主治医の金田美雪です。娘さんのことでお話があります」 姉貴は両親を別室に連れて行った。 「お前らが助けてくれたんだろう?ありがとう」 不意に、蓮司さんが俺らに頭を下げた。 「俺らがもっと見ていればこんなことにはなりませんでした。それに俺らが莉帆と関わっていたこと、連絡していなくてすみません」 そう言うと、蓮司さんは顔を上げて話し出した。