コンミスオーディション開催宣言翌日。 名簿にずらっと並んだ名前。 オーディション名簿を1stヴァイオリンパートリーダーの川北かりんと2ndヴァイオリンパートリーダー兼部長の山本あかりが持ってきた。 「ありがとう。」 どんなオケかもわからないままオーディション開催を決定したことを少し後悔したが、決めたものは決めたと邪念を振り払う。 渡された名簿にほんの少し目をやりながら二人の無言の視線に気づく。 慌てて再びお礼を言って2人を職員室からかえす。