私は言われるままにダンスを踊った。 なんだかスポンジが水を吸うみたいに どんどん覚えられるような気がして、 やっぱり思っていることは、 〝六郎さんに褒められたい〟 だった。 今、ぼんやりとだけど、 ようやくわかったようなそんな感じ。 私、一人前のヒロインにならなきゃ 六郎さんと両思いになっても、 自信が持てないんだ…… 六郎さんに愛される自信が……