「あぁ〜やっぱりかぁ、くせなんだよ。 六郎、いつも劇で恋人役のキャスト好きになるんだよね。 《小犬のワルツ》の台本読んだ?」 「えっと、メアリーが両親を亡くして、 親戚のエバお嬢様の家に住むところまでしか読んでないです…」 「えぇ…全然読んでないじゃん」 すいませんね… 時間がなかったんですよ!! 小説だって読みきったことないし… 本とか読むの、私は苦手だもん…