振り返ると、やっぱり藤野君がいた。
「あ、藤野君!久しぶりだね!今から帰るの?」
「おう、今日は野球あるし。夏休み中は野球漬け。」
野球漬けかぁー…
私もサッカー部の練習で忙しくなるのかな…
「帰るか?」
こくっと頷いて藤野君についていく。
周りでは女子がコソコソ話ている。
あまりいい気はしないけど、藤野君が気にしてないんだし、私も気にしないことにしてるんだ。
何度か二人で歩いた私の家までの道のり。
そういえば私ばかり送ってもらってるのに藤野君は自分の家を教えないよな…
「藤野君、家どこなの?」
「S駅まで電車で行って、そこから歩いて10分のところ。一人暮らしなんだ」
え!?そうなんだ…初耳だなぁ。
「じゃあ家まで大変じゃない?ここでも大丈夫だよ?」
申し訳ないし、電車乗り遅れたらちょっと…
「いや、いいよ。俺は好きで送ってるだけだから。」
そんなこと、言われたら…っ、期待しちゃうじゃん…っ。
「あ、藤野君!久しぶりだね!今から帰るの?」
「おう、今日は野球あるし。夏休み中は野球漬け。」
野球漬けかぁー…
私もサッカー部の練習で忙しくなるのかな…
「帰るか?」
こくっと頷いて藤野君についていく。
周りでは女子がコソコソ話ている。
あまりいい気はしないけど、藤野君が気にしてないんだし、私も気にしないことにしてるんだ。
何度か二人で歩いた私の家までの道のり。
そういえば私ばかり送ってもらってるのに藤野君は自分の家を教えないよな…
「藤野君、家どこなの?」
「S駅まで電車で行って、そこから歩いて10分のところ。一人暮らしなんだ」
え!?そうなんだ…初耳だなぁ。
「じゃあ家まで大変じゃない?ここでも大丈夫だよ?」
申し訳ないし、電車乗り遅れたらちょっと…
「いや、いいよ。俺は好きで送ってるだけだから。」
そんなこと、言われたら…っ、期待しちゃうじゃん…っ。

