灰夜が寝たのを確認するとそっと部屋から出て行った。


「あ、おはようございますお嬢。」


ちょうど元が帰ってきた所と鉢合わせになった。


「おはよう。」


「若頭は?」


「ん?眠ってるよ。疲れてるらしい。」


私は笑顔でそういった。