真実を知る者~元姫のために~

?「いやー、俺痛いの嫌いなんだよね♪だからやらない。それよりお前の目、真っ黒だな。光なんて一切ねぇー。」

亜「お前には関係ない!」

?「昔の俺にそっくりだな。俺さ家のゴタゴタのせいで荒れちまって、お前みたいな目してたんだ。そんなとき救ってくれたのが蝶華だった。だから、お前みたいな目をした奴はほっとけねぇーんだよ。」

私と同じ目をしていたという男は光のような人だった。

?「お前、蝶華にはいんねぇーか?」

その時、この人なら信じてみようと思い蝶華に入った。このときの男が海ちゃんだと知ったのは少し時間がたってからだった。