兄貴がイケメンすぎる件






…………



お風呂から上がると、翔太があたしの髪をドライヤーで乾かしてくれた。

明日も学校は休みだから、二人でどこかに行こうかと考えたりもして、

「じゃあショッピングがしたい」って言ったら翔太は「いいよ」って頷いてくれた。

翔太はどこか行きたいところが無いのか聞いたら、翔太は「世奈ちゃんが行きたいところに行きたい」だって。

あたしの気持ちばかり優先で、少し申し訳ない気もするな…。


だけどその後は、二人で楽しくテレビを見たりゲームをしたりして、凄く楽しい時間を過ごした。

そして、そうやって遊んでいると…気が付いたころには、もう時間は深夜0時過ぎ。

…明日のためにも、もう寝なきゃ。


あたしが時計を見遣ると、翔太もほぼ同じ時にそれを見て…呟いた。



「…そ、そろそろ寝よっか」

「うん…そうだね」



そう言って、やがてリビングの電気を消して…二人で寝室へと向かう。

…独りでは、広すぎる寝室。

ようやくそこに着いた時、あたしがその中に入ると…翔太がふいに、入口で立ち止まったまま言った。



「…あ、あのさ、世奈ちゃん」

「?」