「…あっ!」
「?」
そしてあたしがよからぬことを考えていたら、その時何かに気付いたらしい翔太が突如声を上げた。
そして…
「お兄ちゃーんっ!」
「!」
次の瞬間。
廊下の奥のリビングから、見慣れない人物がすっとんできた。
一瞬…誰?って、首を傾げたけれど、その疑問はすぐに解決した。
どこかで見たことあるって思ってたけど。
あのコ…翔太の義理の妹の、結菜さんだ。
だいぶ前に結菜さんの存在を翔太の携帯で初めて知って、実際に会うのは今日が初めてだ。
結菜さんは翔太に近づくなり、勢いよく彼に抱き付いた。
「!!」
「あーんもう超逢いたかったー!!」

