「…~っ、」
その言葉に、あたしは思わず何も言えなくなって黙り込む。
口を開けば、また余計なことを口走ってしまいそうで…。
あたしがそうやって黙っていたら、そのうち健が言った。
「…ま、いいから今は俺について来い」
「…何処に行く気なの、」
「いいから、」
健はそう言うと、後ろにいるあたしの方をチラリと振り向いて、ニッと笑った。
………………
その後、しばらく歩いて連れて来られたのは、何故かもう真っ暗になった夜の学校だった。
…何で、ここに…?
てっきりゲーセンとかカラオケとかに連れて行って楽しませてくれるとばかり思っていたあたしは、思いもよらぬその場所に頭の中は?だらけ。
「…ここに何があるの」
ってか、まさか今からこの真っ暗な校舎に入る気?
不気味だし、怖いんだけど。
あたしがそう思いながら聞いたら、健は何も教えてくれないまま「いいから」って閉まりきった校門を軽々と乗り越えた。
「!…ちょ、何してんのっ…!?」

