運命なんてそんなの、あるわけないのに…。 そう思ってまた携帯の画面に視線を戻せば、あたしはフォトギャラリー内で、ある画像を見つけた。 「!」 それは、凄く大事だった三人目の元彼とのツーショット画像。 消せばいいのに、消せない宝物。 きっと今まで付き合った中で、一番と言って良いほどあたしが本気になった相手。 あたしはふいにそれを見つけると、隣にいる早月翔太に見られない内に携帯を閉じた。 「…」 貴斗くん…。