あたしの名前は鈴木陽菜。屋根裏で渡と語り合ったことをすべて思い出そうとしている。「サヨナラ。渡・・・」最後にいった言葉を思い出したその時、あたしの後ろで何かが揺れた。
「そこどいて」
あたしはいつの間にか教室のまえに

立っていた。


「ごめんなさい。」


この声・・・聞いたことある。