三日後、やっと学校に来れた。 教室はというと、あたしが入った途端にざわざわし出した。 「……っ!ま!麻欧ちゃん!?」 なんだろ。少し安心する。このうるさい声。 「はよ。如月」 「うわ、本物……めっちゃ久しぶりだ……やばい、やっぱ好き」 いきなりみんなの前で告白した如月。 「は?」 周りからイヤーだかキャーだかなんだか分かんない声がする。 「体調大丈夫?」 「ん。大丈夫。」 ガラッ 「HR始めるぞー」 「ちっ」 「如月は飽きねえな」